刃物と野菜

護身術でナイフに素手で対抗するのは危険?その前に出来る5つの事


 

正面を見つめるオオカミ
こんにちは、
ふるたけです!
この度は、私のブログ
「シロクマ健康に来てくれて
ありがとうございます!

今回は、ナイフの護身術について
色々な考え方を紹介していきたいと思います。

日本の中でも、護身術の中で
特に注目されるのが
「ナイフ」・刃物に対する対策だと思います。

しかし、多くの人がナイフに対しての
護身に興味がある一方で
紹介されている護身術は
限られた条件で、しかも
一番最終的な局面を紹介しているという事です。

本当は、その前にたくさんやれることがあるし
やらなければならないことがたくさんあります。

ナイフに対する護身での優先順位
色々な考え方、練習方法を紹介していきたいと思います。

目次

1 護身術でナイフに対抗する考え方
2 まずは、近づかないで逃げることが大切
3 どうしても、向き合わなければならない時
4 ナイフ(刃物)に慣れるトレーニング

1 護身術でナイフに対抗する考え方
ナイフを持った髑髏

色々な武術、護身術では
ナイフに対して、素手で近距離でさばいたり
急所を攻撃する、ナイフを奪うなど

対抗する方法を紹介していますが
ほとんどは、あまり意味がない事だと
最初に説明しておきます。

それよりも
・危険な場所に近づかない
・その場から逃げる ・物を投げる
・ナイフより、リーチの長い
周りにあるものを活用する

その方が、一般的な人にとって
大切な護身術です。

その理由は、いくつかあるのですが
色々な護身術・武術が
ナイフに対する護身を
紹介していますが、あのような方法は
しっかりと毎日トレーニングして
体を鍛えて、日々、護身を意識している
そんな人が使うような技術です。

そして、そんなトレーニングをしている人でも
実際には、あのような場面に合ったら
失敗して、命を落とすかもしれないし
無傷ではすまないと思います。

なので、ナイフを持った人と
一対一で向かい合うような
特殊な状況で
さらに、何も手段がない場合
最終手段として使うものです。

一般的な人、本職の人でない人が
護身術で身に着けるべき、大切なことは
よく紹介されているような
素手でナイフをさばいて
相手を攻撃する事ではありません。

しかし、最終手段として
その他の考え、知識をつけたうえで

成功率は低いけれども練習する
という考え方なら、正しいと思います。

・ナイフで襲われる状況を考えて見る

ナイフで襲われるといっても
色々な状況があります。

場所、環境、人数、その時の状況など

・家の中に、強盗が入ってきた
(寝ているとき、起きているとき)
・屋外で襲われる
・家族と一緒にいる状況
・周りに知らない人がいる状況
・逃げる場所があるのかないのか
・ナイフを持っている人(敵)の数
・仲間(友達)の数
・正面からくる ・後ろからくる

このような状況のうち、どのような状況が
おこるのかはわかりません
このように、状況、場所、人数、環境など
いろいろな条件を考えてみると

良く紹介されている、1対1で
お互いに向き合った状態で
素手で、ナイフを制圧することが
本当に限られた条件であることが
わかっていただけると思います。

そして、その方法しか知らないのは
すごく危険な事です。

2 まずは、近づかないで逃げることが大切

逃げる女性

場所、状況、家族、友達が近くにいる
どのような状況でも、可能なら
まずは危険を回避するが一番大切です。
(そして、事前に近づかないように努力する)

刃物を持った人がいきなり、目の前に
現れるという事は、まずありえません

家、曲がり角で
強盗に待ち伏せされた場合はあり得ますが

・異変を感じたら、むやみに家に入らない
・戸締りをしっかりする
・曲がり角、見えない場所に入るときは
距離をとって、確認するように入る
(角のすぐ近くを曲がらないで
遠回りするようになるべく道の真ん中から
曲がる)

・暗い道、人通りの少ない道は、使わない

など、することで避けることができます。

その他にも、外を歩いていて
・騒がしい状況
・異変を感じたら(嫌な予感)

など、少しでもいつもと違う
胸騒ぎがしたら
道を変える、近づかないことで
危険な状況を避けることができます。
第六感というのは、無意識
音、何かしらの五感を通して感じているが
自分が気づいていない状況なので
直観に従うことは、大切です。)

このような危機察知能力を高める方法は
五感を意識して観察力をつけることです。

人は、視覚からの情報に頼りすぎていて
聴覚、嗅覚、触覚などの感覚の本来の力を
使えないで生活しています。

聴覚を鍛えることで、目には見えない
異変を感じることができます。

嗅覚を意識することで、人の存在を
把握することができます。

嫌な予感がしたら、行動を変えることも大切です。

その様な方法を使って、危険に近づかないことが
一番大切な事です。

もし、音楽を聴いて、外出しているなら
それだけ、危険に近づく可能性が高くなります。

スマホをいじって、狭い視野では
事前に危険を察知できません。

防犯に効果的な感覚の使い方は
↓の項目で、詳しく紹介しています。

護身に重要な五感を鍛えるメリットと、練習方法はこちらを読んでください。

護身において、大切な観察力の付け方はこちらの記事を読んでください。

・ナイフを持った相手からの逃げ方を学ぶ

実際にナイフを持った人が近くにいる
または、近づいてきた場合は
戦わずに逃げる必要があります。

逃げるといっても、ただ闇雲に
背を向けて逃げるのでは危険は高まります

逃げ方にもいくつかポイントがあります。

・ナイフを持った人がどこを見ているか
・相手に背を向けずに相手の視界からいなくなる
・周りにどれくらいの人がいるのか
・家族、大切な人をエスコートして逃げる
・ナイフを持った人との距離

1つずつ、詳しく紹介していきます。

・ナイフを持った人がどこを見ているか・相手に背を向けずに視界から消える

ナイフを持った人がどこを見ているのかは
とても重要です。

なので、相手の事をしっかり観察することは
大切な事です。

例えば、周りに複数人がいて
自分に背を向けていたり、違う方向を見ている場合は
音を立てずに
静かに、距離をとって逃げることが大切です。

バタバタ音を立てて、走ったり
声を上げると、ナイフを持った人が
意識することになり、標的になる
確率が高くなるからです。

闇雲に、背を向けて走ると
相手が、足が速い場合
無防備な状態で、背中を刺されてしまいます。

もし、周りに誰もいない場合は
木、電信柱、などなんでもいいので
障害物を目指して走ります。

そして、相手と、自分の間に
障害物を挟んで、距離をとることが大切です。

もし、相手が追ってこない
または、自分の方が足が速いと感じたら
そのまま逃げることも大切です。

なので、護身術に興味があるなら
知識、技術を学ぶと同時に
体力をつけたり、ある程度走れるようにしておく
事もすごく大切です。

ナイフや、凶器を持った人が複数人
追いかけてきたら、武術の達人でも命が危険です。

色々な状況を考えて、走ったり
体力をつけることは大切な事です。

見栄、過剰な自信は、護身とは
真逆の考えです。

状況にもよりますが
逃げられるという状況で
その選択肢をとれないことは
護身に対する考え方が欠けている可能性があります。

・家族、大切な人をエスコートして逃げる

家族や、友達、知り合いがいる場合は
自分だけ、逃げるわけにはいきません。

なので、しっかりと、大切な人を
エスコートして、危険から逃げる必要があります。

たいていの人は、びっくりすると
動きが止まり、呼吸が止まります。
(頭が回らず、思考が鈍る)

そのままの状態では、危険が高まるので
大切な人を安全な方向に向けて
誘導する必要があります。

大切な人の方向を変える方法
大切な人の肩を両手でつかみ
一方は、自分に引き寄せ
もう片方は押すようにします
(大切な人を回転させる)

大切な人と自分との位置によって
やり方は少し変わりますが
色々と試してみてください。

大切な人の方向を変えた後は
ナイフを持った人と、大切な人の間に
自分を間に挟み、ナイフを持った人を
視野に入れながら、距離を取り逃げます。
(焦って押さないように注意する)

小さい子どもの場合は、抱っこして逃げたり
大切な人に、子供抱えさせ
相手から目線を話さず、逃げるようにします。

大切な人と安全に逃げる方法は、ボディーガードのテクニックが役に立ちます。こちらの記事で、詳しく紹介しています。

・周りにどれくらいの人がいるのか・相手との距離

周りに人がたくさんいる場合は
それだけ、危険が下がります。

ナイフを持った、相手が誰を狙うかは
わからないからです。

危険な相手から、距離が十分あり
他の人も大勢いる場合は、一目散に逃げましょう
(細目に後ろの状況を確認しながら)

しかし、先ほど紹介した
相手がどこを見ているかによって
自分が標的になる可能性もあります。

しっかりと相手を観察して、逃げることが大切です。

・周りに大切な人、子供たちがいて逃げられない
・ナイフを持った人との距離が近い
・目線があって、向かってきている場合

そんな場合は、次に紹介する
ナイフを持った相手向き合う方法を
考えていかなければなりません。

3 どうしてもナイフを持った人と向き合わなければならない場合

危険を避ける、逃げることができない場合に
やっと、ナイフを持った相手と
向き合うという方法を考えることになります。

しかし、そんな場合でも
いくつかポイントがあります。

・刃物よりもリーチの長い何かを持つ
・素手では、対抗しない
・なるべくナイフを持った人の後ろから行動する

このポイントを意識することが大切です。

私は、一般的な素手の護身術よりも
このようなポイントを意識して、練習する方が
一般的な人にとって、とても効果的で
意味のある護身になると考えています。

・刃物よりもリーチの長い何かを持つ

私たちは、外出するときに必ず持ち歩く
身に着ける物があります。

それは、バックや、上着、ベルトなどです。

または、スマホ、鍵の束、財布など
投げられるものもいろいろとあります。

そういったものを最初に活用します。

日用品は、しっかりと使い方を把握することで
色々な護身グッズに変わります。

ベルト、バッグ、服の護身での使い方、考え方についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

その様な、身に着けている物や
外に何気なく置いてある物・落ちている物
護身グッズ・武器として、活用することができます。

ほうき、椅子、植木鉢、石、砂、瓦礫
ビン、ゴミなどなんでもです。

例えば、ほうきですが、物によっては
刃物よりも、ものすごい凶器になります。

このほうきを両手で持ち
ゴミを集める端の方で
相手の顔を軽くなでるだけでも
相手の視界は奪われ、しかも
目を開けることができなくなります。

ナイフよりもリーチがあり、しかも
視界を奪います。

こんな形のほうきは
横から、払う形で叩くと
少しは痛いかもしれませんが
壊れてしまうかもしれません。

しかし、縦の方向で使う
人の体重を支えるくらい頑丈で
立派な、棒術の棒になります。

ほうきが、都合よくに落ちていることは稀ですが
その時の状況で、椅子、棒状の物
障害物になるものなど、なんでも
考え方と、使い方で護身グッズに変わります。

自宅、外出先など問わずに
目に入った、何気ない物、ゴミ、物
どのように護身に
活用できるか考える
ことは
すごく効果的な護身の考えだと思います。

細長い枝は、叩いても何の効果もありませんが
顔に向かって、突くように使うと
強力な護身グッズになります。

石、ビン、砂、ゴミは、そこら中に落ちています。
これは、効果的に使えれば
とても有効な護身グッズになります。

・石、砂、ビンを投げて護身グッズに変える

石や、砂、ビンなどを含め
スマホ、財布、お金、鍵、服
帽子、メガネ、時計、指輪

投げられるものは、たくさんあります。

このようなものを護身に使う方法を紹介します。

・投げる物は、なるべく近くからダーツのように投げる

物を投げるときは、相手のナイフが
当たらない位置から
さらに腕一本分位離れた位置から
物を投げることが大切です。
(これは、目安です。)

遠すぎると、当てるのが難しくなり
近すぎると、自分の危険が高くなります。

その中間くらいの位置から
物を投げることが大切です。

そして、投げるときは
全身の体の構造を駆使して
野球のように振りかぶって、投げません。
(遠くのピッチャーに物を投げるわけではないので)

ダーツのように、腕だけの力で
縦方向に、まっすぐ腕を振るように

力を抜いて、スナップを聞かせるように投げます。

このような縦方向に、スナップを聞かせて投げる
方法だと、確実にまっすぐ飛ぶ
狙いをつけやすくなります。

思い切り力を込めて、投げる必要はないです。
固い物、石、砂が、顔に当てることが目的です。

倒す事ではなく、視界を奪う、意欲を奪う
逃げるタイミングを作るための方法です。

出来るなら、足は、すぐに逃げられるように
相手に向けずに、横向きや
片方の足だけ、逃げられる方向に向けておく事も大切です。

相手のナイフよりも長いリーチのものを探す
物を投げて、相手をけん制することの方が
護身を学ぶ上で、効果的で、危険も少ない方法です。

・なるべく相手の背後から、行動する

依存する人達

逃げる、距離をとることが最優先ですが
相手が自分に気が付いていない状況で
・どうしても逃げられない状況
・大切な人を助ける
・友達、子供をかばうなどの状況の場合

後ろから、気づかれないように
静かに、こっそりと近づきます。

声を立てたり、注意をひくと
結果的に、被害は大きくなる可能性が高いです。

そして、一つの例だと

先程の、物を投げる方法で
後ろから、頭を狙って物を投げます。

そして、いつでも逃げられる
体制を作っておきます。

・正面からのナイフと向き合うことについて

悪そうな人の表情

・相手が自分に気づき、自分を狙っている
・狭い場所でナイフを持った人と会う
・逃げ道のない場所で向かいあう
・狭い場所で向き合う
・1対1の状況

など、どうしても、避けられない状況の場合
ようやく、一般的な護身術の
考え方が役に立ちはじめます。

しかし、意識してほしいこと
正面から向き合うとしても

・相手を倒す事 ・制圧すこと
・素手で立ち向かう

ではなく、逃げることを優先するという事です。

これまで紹介した
・なるべく距離をとる
・逃げる ・自分の持っている武器(日用品)
・物を投げる ・なるべく後ろから行動

など、の方法を出来る限り駆使して
相手をひるませ、逃げ道を作る
探す事が大切です。

相手を倒すこと、制圧することに意識が行くと
どうしても危険が高くなります。
(相手と対峙して、近くにいる時間が
増えていくので)

それよりも、最終目的逃げることになると
生き延びるための可能性が高くなります。

それを意識したうえで、↓のような技術
テクニックを覚え、活用することも大切です。

 

4 ナイフ・刃物になれるトレーニング

ナイフ、刃物になれるためには
どうすれば切れるのか、どういう構造か
観察することは、すごく大切です。

本物の包丁で試してもいいのですが
危ないので、トレーニング用のナイフを
使うと、安全に練習できます。

↑で紹介するトレーニングナイフは
刃があり、研がれていない
金属製(アルミ)のものや
硬質樹脂製のもので作られています。

ゴムのように、グニャグニャ曲がらないので
トレーニングに最適です。

黒い物や、金属製のものなど
色々な種類があるので、見てみてください。
無極堂というサイトが種類が豊富です。)

ナイフを顔や、体に押し付けてみたり
切れない程度に、ゆっくりと体に押し付けたりしてみます。
(ナイフの刃先、側面など)

すると、精神的に恐怖、不安など
負の感情が起こるので深呼吸して
リラックスするようにして、その
負の感情を観察して、克服してみましょう。

・自分がナイフを使うとしたら、どうするか考えてみる

ナイフの護身術を学ぶには
ナイフの使い方を自らが学ぶことは
すごく大切な事です。

そうして、自分がナイフを持った人の
考え方になってみることで
色々なことが学べます。

ナイフで向かってくる人は
よく見る動画にあるように
・ゆっくりさしたり
・一直線にさすだけ
・横向きにナイフを振りかぶるだけではありません。

・大声を上げて、振り回しながら走ってくる
・振り回さずに、片手でつかんでから
  何度もさしたり、切りつけてくる

色々な場合があります。

ナイフを扱った事件の犯人になる想像をして
自分だったら、どうするか、どのように行動するか
犯罪者の気持ちになることで
行動、思考、考え方の理解につながります。

心理学でいうロールプレイングという方法です。
この方法は、心理療法として、人を癒す方法以外にも
護身、防犯に生かすこともできます。

ロールプレイングのやり方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

5 専門的にナイフの護身術を学ぶには
教会

ナイフに対する護身術を学ぶ場合は
ロシアの武術「システマ」というものが
私は、一番お勧めします。

youtubeでは遅く動いているが
あえて、動きを学ぶ、見せるため
練習のためにゆっくりと動いたりします。

システマを習うことで、いきなり
ナイフに、素手で勝てる
という風には、なりませんが

私が、知っている格闘技、護身術で
色々な状況、凶器、ナイフ、対多数、多対一など
想定して、考えている護身術はあまりありません。。
(興味がある武術、護身術があるならぜひそれを
始めたり、継続してください。)

今回紹介した護身の考えは
システマを習ったことで
学んだり、気づいたことだからです。
(この記事の内容がシステマというわけではありません。)

お住いの近くに、システマを教えてくれる
場所がある場合は、ぜひ一度体験に
行ってみてください。

今回の記事で紹介したことは、本当に
表面的な事です。

システマという武術はもっと深い技術で
大切な知識、気づき・学びがあります。

もし近場で
・システマを教えてくれる場所がない
・いきなり習いに行くのが
抵抗がある場合は、DVDや本などで
学ぶことも、ためになります。

ナイフの取り扱いに関しては、こちらの
DVDがとても参考になります。

 

良かったら、参考にしてみてください。

手を振るクマのぬいぐるみ

ここまで読んでいただき
ありがとうございました。

あなたに読んでもらえて
少しでも何か、感じてもらえたら
うれしいです。

「シロクマ健康法」の記事を書いている「ふるたけ」の自己紹介はこちらに書いてあります。もし興味を持っていただけたなら、読んでくれるとうれしいです。

Twitterを始めましたので、もしよかったらツイートを見てください。また、コメント相談、質問など気軽にしてくれたら、うれしいです。あなたからの連絡をお待ちしています。(^^)

 

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お役に立てる方法を勉強して
記事を紹介して行きたいです!

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